関東甲信越支部 第3回総会(2016.03.27)の報告

2016-04-28

2016年3月27日(日)、日本フンボルト協会 関東甲信越支部の第3回総会が東京ドイツ文化会館で開催されました。従来、当支部総会はDAAD奨学生の留学説明会に合わせて行われてきましたが、今回は日程上の都合により支部独自の企画として実施しました。総会の議案は下記のとおりです。

「議案」
1. 平成27年度活動報告ならびに次年度活動計画
2. 平成27年度会計報告と承認
3. 支部会則の提案と承認
4. 新任役員の提案と承認

総会は11時15分から西原博史幹事の司会で始まり、梶英輔支部長から平成27年度の支部活動の概要と次年度活動計画が説明されました。当年度に実施した大きな行事として、伊藤眞副支部長のご尽力により10月24日に筑波大学と共催でドイツ留学説明会を開催し、40名近い留学希望者を集めることができたとの報告がありました。その後、事務協議に入り、高橋輝暁幹事による会計報告と承認、支部会則の承認に続き、星野宏美幹事ならびに松本洋一郎監事が新しい支部役員として承認されました。

ここで事務協議を終了し、岩﨑英二郎会員による特別講演会が開催されました。講演会は高橋輝暁幹事の司会により、DAAD友の会会員を含めた40名以上の参加者を集めて行われました。岩﨑先生は95歳とは思えない熱弁でドイツ語の名詞に付いて軽蔑的意味をもつ接尾辞 -rei および同様の意味をもつ接頭辞 Ge- に関する興味深いお話しをされました。因みに岩﨑先生は慶應義塾大学名誉教授、日本学士院会員、ドイツ連邦共和国功労十字章第一級の受章者であり、ドイツ語の不変化詞の意味について、国際的にも比類のない成果を挙げておられます。講演後の質疑応答・意見交換も活発に行われました。

講演会終了後、西原幹事の司会により懇親会を行いました。乾杯の挨拶は元早稲田大学総長で東日本フンボルト協会の初代理事長を務められた西原春夫会員により行われました。DAAD関係者を含めて40名以上が参加し事務局の関さんにご準備いただいたドイツパンと料理を楽しみつつ、専門分野・世代を超えて歓談しました。最後に伊藤眞副支部長に中締めのご挨拶をいただきました。以上、今回も支部のモットーである“気楽で楽しい”交流の場とすることができました。 (以上)

 

Copyright(c) 2013 The Humboldt Association of Japan All Rights Reserved.