2020年度日本フンボルト協会『日独共同研究奨学金』
採択結果発表
2020年度の本奨学金には、4件(文系4件)の申請があり、選考委員会で厳正・公平に審査した結果、以下の2件が助成対象共同研究として採択されましたので、祝意をもって発表いたします。
1.研究標題:『ドイツと日本におけるヘイトクライム及びヘイトスピーチの社会問題化と
その法的克服の可能性』
欧文:Zu den Möglichkeiten der Bekämpfung von Hassverbrechen und Hassrede
in Deutschland und Japan
助成対象者氏名: Markus Wagner, Dr. iur, Akademischer Rat
所属機関及び研究分野: Universität Gießen, Strafrecht
申請者氏名(所属)、研究分野: 金 尚均 会員(龍谷大学法学部)、刑法
2.研究標題:『情報通信技術の発展と行政法学の変容』
欧文:Entwicklung der Verwaltungsrechtswissenschaft angesichts der Herausforderungen neuer Informations- und Kommunikationstechnik
助成対象者氏名: Timo Rademacher, Juniorprofessor Dr.
所属機関及び研究分野: Juristische Fakultät, Universität Hannover, Verwaltungsrecht (Recht der neuen Technologien)
申請者⽒名(所属)、研究分野: 原田 大樹 会員(京都大学大学院法学研究科)、行政法学
日独共同研究奨学金制度は、本年度も実施しますので、会員諸氏の申請をお待ちしています。なお、2021年度の本奨学金(2021年度10月公募開始)についての詳細は、後日、本協会HP上に掲載しますのでご覧ください。
日本フンボルト協会理事長
日独共同研究奨学金実施委員長
伊藤 眞
日本フンボルト協会副理事長
2020年度日独共同研究奨学金選考委員長
西川伸一