(会員)お知らせ

2013年度第2回常務理事会の報告

2014-01-14

日本フンボルト協会 第2回常務理事会の報告 
第2回理事会は、2013年11月3日(日)15:00~18:00に、京都府立医科大学の会議室で開催しました。出席者は広渡理事長、縣、櫻田、西川各副理事長、浅田、梶、金武、高橋義人、鍔田、伏木、竹下各常務理事の11名でした。議事録は、会員サイトの資料館にアップしていますのでご参照ください。以下では、主な内容を報告いたします。  
    
まず、なによりも来年度の会員総会についてお知らせしておきます。会員総会について、開催要綱を次のように決定しました。ご予定を確保していただき、ご参加をよろしくお願いいたします。
1.開催時期:2014年6月14日(土)午後2-8時
2.開催場所:ドイツ文化会館
3.内容:会員総会、講演と留学説明会、懇親会

報告事項ですが、日本担当のフンボルト財団学術参与(Vertrauenswissenschaftler)は、現在の縣公一郎氏(2008年1月着任、本協会副理事長)に 代わって2014年1月から井田良氏(本協会理事)が務めることになりました。

以下、審議事項の主なものを報告いたします。     
1. 会員の管理について
(1)会員名簿
現在、事務局で把握している会員は総計1701名です。この他に外国籍のHumboldtianerの名簿がありますが、その取扱いについては、自動的に一般会員として取り扱うのではなく、一般会員としての取扱いを希望するかどうかをまず問い合わせることにしました。
(2)「退会」の承認について
 会員から退会の申し出があり、これをお受けしていますが、「退会の承認」の場合は、次のようにすることにいたしました。本協会は創立に際してあらためて確認したように、Humboldtianerの同窓会組織というべきものであり、「退会」の申し出があり、それを承認したとしても当事者がHumboldtianerでなくなるわけではないので、会員名簿から削除すると同時に、「退会」を承認したHumboldtianerのリストを別途作成することにいたします。
(3)名誉会員制度の運用について
 名誉会員は東西両会とも会則上の制度でしたが、西では運用が行われず、東だけに名誉会員が存在していました。新協会も名誉会員の制度を会則で規定しています。そこで、新協会として名誉会員制度をどのように運用するか、東にすでに存在する名誉会員の扱いを含めて、常務理事会で審議のうえ来年度の総会に提案をすることにいたします。

2.予算について
*会費の払い込みを促進する手立てを考えること、*これまで採用してこなかった予算制度を来年度から導入すること、*支部助成金の活用を図ること、を決めました。
会費の払い込み状況がはかばかしくありません。協会発足に際して一定数の払い込みを想定したいましたが、それをかなり下回っています。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

3.ホームページの運営について
(1)ホームページ運営委員会
 運営委員会は、以下のメンバーで活動を行っています。なお一層の多様な活動を強化すること、そのために委員の増員等を図ることを確認しました。
委員長:鍔田常務理事、委員:西原博史(関東支部)、髙山佳奈子(関西支部)、高橋義人(関西支部)、小林直人(四国支部)および種村眞幸(中部支部)
(2)留学支援サイトについて
現在、支援サイトへの登録がなお十分でなく、供用を開始できていません。支援サイトの運営は、新協会の目玉の活動なので登録促進策を講じることを 決めました。

Humboldtianerのみなさまには、ホームページの運営と支援サイトへの登録につきご支援とご協力をなにとぞよろしくお願いいたします。

4.支部の活動について
支部活動については、支部別の会員名簿を作成し、支部ごとの連絡体制を確立し、活動を進めること、また、大学毎の連絡責任者を決めることを確認しました。支部財政については、支部からの申請に基づき支部助成金を支出することにしています。関東甲信越支部、名古屋支部、関西支部はすでに具体的な活動を始めています。

5.東アジアでの国際交流活動について
東アジアにおける国際交流活動は、新協会の重要な課題の1つです。2013年9月に中国のHumboldtianerによって上海で開催されたのHumboldt-Kolleg には招待を受け、理事長の代理として鍔田常務理事が出席し、中国、韓国の代表と協議を行いました。このようなコンタクトを維持しながら今後の取組みのあり方を検討していくことにしました。

6.会員への情報伝達、案内に関するルールについて
 メールやホームページによって会員に案内する情報をどのように選択するかについて、運営の基準を作ること、また、本協会が「共催」や「後援」を 依頼されることもあり、それを受ける基準も、あわせて審議しました。さしあたり次の基準で運営することにしました。ご意見、ご要望がありましたら、いつでもお知らせください。
  *共催、後援について申し入れがあった場合は、縣副理事長が判断、決定し事務局に対応を指示する。その際、共催については、協会(会員)の実質的関与がどの程度であるか、また、後援については、日独交流の推進にどのように意義があるかなどを判断基準とする。
  *共催、後援をするイベントについては、ホームページ委員会の了承のもとに、ホームページに開催案内をアップするとともに、共催については原則として、後援については必要に応じて縣副理事長の判断に基づき会員にメールで案内を行うこととする。
  *会員が主宰し、または、関与するイベントについては、会員から申し出があれば、ホームページ委員会のチェックを経てホームページのニュースとして掲載する(これはすでに実施)。

7.その他の課題
  * 会則のドイツ語訳を準備しています。チェックが完了次第、ホームページにアップいたします。
  *「第2期日本研究奨学金の募金」については、協会の財政的基礎が不安定であり、この取組みは当面は先送りとし、今後の課題とします。
                  
8.次回常務理事会
 次回は、2月ないし3月に日程調整のうえ、開催しますので、検討課題等がありましたら、事務局までお知らせください。よろしくお願いいたします。

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