(会員)お知らせ

2015年度年次総会(2015.06.13)における諸会議の報告

2015-09-01

2015年度年次総会における各会議の報告

2015年度総会は、2015年6月13日、京都府立医科大学広小路キャンパスにおいて開催されました。当日の各会議、常務理事・支部長合同会議、理事会および会員総会の内容について以下に報告いたします。なお、会員総会において決定・承認された事項についての資料、2014年度活動報告・審議報告、2014年度決算、2015年度予算および2015年度活動方針ならびに「名誉会員制度の運営についての申し合わせ」(2015年6月13日理事会承認)は、「会員資料館」に掲載しましたのでご参照ください。

1.常務理事・支部長合同会議(12時―13時)
・常務理事・支部長合同会議は、会則に定めがないが、協会運営全体に支部の意向を反映すると同時にとくに支部活動の促進を目的として、総会の際に開催することとしています。今回の出席者は17名で、全国7支部の支部長が全員(九州支部は代理)出席し、各支部からの報告を受けて現状と活動方針について協議することができました。支部活動の基本的課題としては、①支部内の連絡網の確立、②少なくとも年に1回の支部の会合開催、③支部のホームページの立ち上げ等、④大学別連絡責任者の整備が確認されました。とくに、協会ホームページ委員会から、支部活動や支部企画、支部内の各大学におけるドイツ関連学術企画などについて、委員会に適時に記事を寄せることが支部に要請されました。
・会議では、理事会への提案内容が理事長から諮られ了承されました。

2.理事会(13時―14時)
・理事会の出席者は21名でした。理事会では、総会に提案する以下の案件について審議し、了承されました。①常務理事会の2014年度活動報告・審議報告、②2014年度決算案、③総会に推薦する26名の名誉会員候補者リスト、⑤2015年度活動方針案、⑥2015年度予算案。また、理事会は、上記③に関連して、「名誉会員制度の今後の運用についての申し合わせ」を別紙の通り了承しました。これは、会則第6条3項に基づく理事会による名誉会員の総会への推薦について、具体的な手順と基準について申し合わせたものです。
・理事会は、常務理事会が準備した次期役員(理事、評議員、監事、顧問)の候補者案を総会に提案する案として了承しました。役員候補者案の準備については、会則に規定がありませんが、総会における円滑な決定を図るため、常務理事会が候補者案を候補者の内意を確認した上で理事会に提案するという方式をとることにし、理事会の了承をえました。

3.会員総会(17時15分―18時15分)
・会員総会は縣公一郎副理事長の司会で行われ、出席者は72名でした。総会では2014年度活動報告・審議報告が了承されました。2014年度決算について、高橋輝暁財政担当常務理事から、会費納入率の目標を50%にしたがこれを下回ったこと、他方でフンボルト財団から総会開催について支援金を付与されたこと、これによって次年度繰り越しが増加したが、次年度はぜひ会費納入率を増やしたいと報告があり、神林恒道監事から監査報告が行われ、2014年度決算が承認されました。
・理事会から推薦した2015年度―2016年度の役員候補者について、理事47名、評議員28名、監事2名、顧問2名の全員が総会で選任されました。今回の役員候補者案の準備に際しては、各支部の体制を強化する観点から支部に推薦をお願いするなどの措置をとったことが理事長から説明されました。新役員の構成については、すでにホームページに掲載しています。
・理事会から提案した名誉会員候補者26名について、全員が名誉会員として承認されました。これについては昨年度総会ですでに方針を示した通り、旧東日本フンボルト協会の名誉会員であった方々に御内意をおうかがいし改めて日本フンボルト協会名誉会員として
総会に推薦したものです。今後の名誉会員制度の運営について理事会で申し合わせを行ったことも総会に報告されました。名誉会員一覧は、すでにホームページに掲載しています。
・2015年度活動方針案および2015年度予算案は、別紙の原案通り承認されました。活動方針については、とくにホームページの内容の充実と積極的活用が強調されました。そのなかでもドイツ留学情報検索サイトについて、サイトへの登録者数が伸び悩んでおり、支部でも会員の登録促進をいろんな形で働きかけとほしいことが要請されました。2015年度予算案に関しては、収入案について会費納入率の最低50%の確保および収入予定額の範囲での支出案の構成(赤字予算を組まない)を原則にして編成したことが報告されました。

4.新理事会(2015年度第1回)(18時15分―18時30分)
・会員総会後ただちに26名の出席の下、新理事会が開催され、理事長、副理事長および常務理事の選出が行われました。理事長には広渡清吾会員、副理事長には縣公一郎会員、櫻田嘉章会員および西川伸一会員が再任されました。常務理事は、前期より2名多い13名が選出されました。新理事長により、全国7支部の支部長が理事の中から指名され、2015年度―2016年度の役員体制が成立しました。新体制については、すでにホームページに掲載しています。

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