10月, 2024年

第7回(2025年度)「日独共同研究奨学金」を募集します

2024-10-15

第7回(2025年度)「日独共同研究奨学金」を募集します
日本フンボルト協会では、国際学術交流をさらに推進するため、2018年に全ての学術分野を対象とした「日独共同研究奨学金」を設立しました。「日独共同研究奨学金」は、日本のフンボルティアーナーの申請によりドイツの優秀な若手研究者を招聘し、共同研究の実施を支援する事業です。給付対象とする学問分野は、文系、理系を問わず、全ての学問分野としています。助成額は共同研究1件あたり50万円とし、毎年2件まで助成します。選考は、本協会常務理事会のもとに設置した12名から成る選考委員会が行います。10月より、第7回(2025年度)奨学金の募集を行います。ぜひふるって応募ください。ご関心・ご質問は、info@avh-jp.comまでご連絡ください。
*なお、COVID-19などの影響により、共同研究者の訪日が困難な場合には、遠隔会議などにより共同研究を行うことも可能です。
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***2025年度日独共同研究奨学金公募のお知らせ***
(目的) ドイツ国内の教育研究施設に在籍する若手研究者(修士ないしそれ以上の学位取得後10年以内)を招聘し、日本で共同研究を行うための奨学金を給付します。この奨学金を契機として、AvH、JSPS等からの更なる助成に繋がることが期待されます。
(対象領域) 文系、理系を問わず、全ての研究領域
(助成対象期間) 2025年9月-2026年8月
(申請者) 日本在住のフンボルティアーナー
(申請方法と締め切り) 2025年3月31日までに日本フンボルト協会事務局(info@avh-jp.com)までメールで申請書(*応募用紙2025年度版からダウンロードしてください)を提出して下さい。
(助成額と件数) 共同研究1件50万円とし、毎年2件まで助成します。
(奨学金の使途) 申請された共同研究に使用する限り制限はありません。
(選考方法) 本協会常務理事会が設置した12名から成る選考委員会によって審査します。
(採否の通知) 2025年6月に日本フンボルト協会ホームページで公表するとともに、
申請者あてに通知します。
(研究報告書の提出) 申請者は2026年10月末までにA4判一頁の研究報告書を日本フンボルト協会へ提出して下さい。
(問合せ先) 日本フンボルト協会事務局(info@avh-jp.com)
(実施要綱)日独共同研究奨学金実施要綱(2025)からダウンロードして下さい。

2024年度日本フンボルト協会『日独共同研究奨学金』
採択結果発表

2024-10-15

2024年度日本フンボルト協会『日独共同研究奨学金』採択結果発表

2024年度の本奨学金には、6件(文系3件、理系3件)の申請があり、選考委員会で厳正・公平に審査した
結果、以下の2件が助成対象共同研究として採択されました。祝意をもって発表いたします。

1.研究課題:「実験用ミニブタの成獣を用いた、ヒトへの外挿性の高い精神疾患の前
臨床モデルの創生」

ドイツ語:Entwicklung eines präklinischen Modells in Minischweinen mit
translationaler Relevanz für psychiatrische Störungen
助成対象者:Dr. Nadine Bernhardt
所属:Head, Section Neurobiology of Psychiatric Disorders, TU Dresden
申請者:高垣堅太郎会員(山梨大学医学部 准教授、 脳神経生理学、発達解剖学、
ブタを用いた用いたライフスパン脳生理学)
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2.研究課題:「ドイツ語の項構造同定を目的とする解析システム(パーサ)の開発」
ドイツ語:「Die Entwicklung eines Parsers zur Identifizierung
der Argumentstrukturen im Deutschen」
助成対象者:Dr. Julian Michael Stawecki
所属:Heinrich-Heine-Universität Düsseldorf
申請者:宮下博幸会員(関西学院大学教授、ドイツ語学、関西学院大学)

★ 日独共同研究奨学金制度は、2025年度も実施しますので、会員諸氏の申請をお待ちしています。

なお、2025年度の本奨学金(2024年度10月公募開始)についての詳細は後日、本協会HP上に掲載しますので
ご覧ください。

日本フンボルト協会理事長
日独共同研究奨学金実施委員長
伏木信次

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