広島でドイツ大使とHumboldtianerの懇談会開催 (2014.08.06)

2014-08-31

2014年8月6日(水)16時から18時までリーガロイヤルホテル広島にて、日本フンボルト協会の中四国支部が主催しドイツ大使を囲む懇談会が開催されました。6日の平和記念式典出席のためにHans Carl von Werthern大使が広島を訪問されるのにあわせて、Humboldtianerとの懇談会の開催が打診され、実現したものです。

会合は、HumboldtianerにDAAD友の会のメンバーも加えて15名が出席し、縣 公一郎 日本フンボルト協会副理事長(早稲田大学)の司会のもと、日本フンボルト協会の大森晋爾 中四国支部長(岡山大学名誉教授)の挨拶で始まり、おおよそ2時間にわたって活発な意見交換が行われました。 

参加者からは、ドイツ語による交流が大切ではあるものの、英語を通じた日独交流の可能性を、更に追究すべきである、また、ドイツに直接関係のない諸学会でも、フンボルティアーナが所属する学会の大会などで、フンボルトとDAADの両奨学金の説明スタンドを設営してはどうか、など、今後の日独学術交流について重要な議論も出されました。von Werthern大使は、日本の大学が外国人になお一層魅力的なものへと変わっていくこと、また、留学経験者が次世代に外国で学ぶことの大切さを伝えていくべきこと、など日独交流の推進の意義について大いに語られました。

終了後、18時から、同ホテルで、日独協会広島の主催による von Werthern大使の「シュタインマイヤー ドイツ外相来日及び安倍首相訪独後の日独関係」と題する講演が行われ、懇談会出席者は引き続き講演会にも参加しました。

日本フンボルト協会は、広島での懇談会を1つのモデルにして、各地でも同様の取組みを進めることができればと考えています。

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