日本からのフンボルト研究奨学金応募者数増加、採択率も上昇

2015-02-02

フンボルト研究奨学金選考応募者数が増え、採択率も上昇

フンボルト財団のアジア地域担当者から、昨年11月に行われた財団奨学生の2014年第3回選考の結果について、「うれしいお知らせ」が伝えられました。この選考では、日本からの応募者が今回だけでこれまでの実績を大きく超える30名となり、そのうち12名が奨学生に採択されました。この40%の採択率は、今回の国別の採択率の平均29%を大きく上回るものです。また、財団のフンボルト・アルムニ賞の担当者からも、この結果について、日本フンボルト協会がアルムニ賞に基づいて設置した若手研究者留学支援サイト等が貢献していると思う、という感想が寄せられました。
ちなみに、2009-2013年の5年間の年平均では、応募者数48.2名、採択者数17名、採択率35.3%となっています。2014年通算では、応募者数65名、採択者数24名、採択率36.9%です。奨学金の応募が活発化し、採択が増えることについて、本協会の活動が、何らかの貢献を果たしているとしたら、素晴らしいことであり、協会の今後の活動に励みとなるものと思われます。

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