今年も6月2日(日)にドイツ研究留学説明会が
ドイツ文化会館(港区赤坂)で開催されました
2019-08-13
今年も昨年と同様に「ドイツ研究留学を志す若手研究者/大学院生のためのドイツ研究留学説明会」が開催されました。この説明会はアレクサンダー・フォン・フンボルト財団の支援のもと、日本フンボルト協会の主催で開催され、ドイツ学術交流会(DAAD)東京事務所にもご協力いただきました。今年は、日本フンボルト協会の総会に合わせ、6月2日に東京で開催されました。
本説明会は全体説明会と専門別分科会の2部構成で開催され、全体説明会では、例年にようにフンボルト奨学金、DAAD奨学金の紹介があり、全体説明会に引き続き専門別分科会が行われました。分科会は、人文学、社会科学、理工学、生命科学、医学の専門別に分かれ、少人数で若手研究者や大学院生が、最近ドイツ留学から帰国した留学経験者と情報交換を行いました。参加者からの質問に留学経験者が答える形で進められ、留学準備、ホストの探し方、奨学金申請書の書き方、ドイツでの研究、ドイツでの生活などについての質疑応答がありました。説明会参加者の多くは、このあとに行われたコンサートと懇親会にも参加し、駐日ドイツ大使やフンボルト元奨学生(フンボルティアーナー)と歓談しました。
アンケートの結果では、参加者のほぼ全員が、全体説明会、分科会を大変役に立った、または役に立ったと考え、特に専門別分科会には「近い距離で話せてよかった」「奨学金申請から留学までの流れよくわかった」「最近の動向を知ることができた」などの感想が寄せられました。ドイツ留学を志望する若手研究者や大学院生にとって有意義な会となり、主催者としてもよろこばしい限りです。