FAQ

1.博士学位取得は、必須条件でしょうか?

  • 若手研究者の場合、最終口頭試問の6か月前から、応募は可能です。ただし、合格した場合の奨学金支給は、学位取得後から可能となります。
  • 中堅研究者の場合も、必須です。ただし、既に准教授程度の研究職位を有し、かつ学位に匹敵する程度の研究業績を挙げていると見なされる場合、可能となることがあります。詳細は「2.学位未取得ですが、中堅研究者として応募可能でしょうか。」の回答欄をご覧ください。

2.学位未取得ですが、中堅研究者として応募可能でしょうか。

    応募するには、二つの要件があります。
    ①これまで蓄積されたご業績が、博士学位と同等と見なされる必要があります。そして、時限的には
    ②学士等の第一学位取得後16年以内、或いは、准教授等の大学教員身分を取得後12年以内であれば、応募の可能性があります。
    ですので、この期限内であられる場合は、業績一覧を付して、財団に直接ご連絡下さり、まず、博士学位との同等性があるか否か、お問い合わせください。この同等性が財団によって認められた場合、上記の期限内で改めて正式ご応募下さるよう、お願いします。(財団への同等性問い合わせに関しては、本協会にまず お問い合わせください。)

3.学位取得後期間の計算は、どのようになりますか?

  • 最終口頭試問の日付から計算し、応募書類が財団本部に到着した日までの期間を指します。

4.学位取得後4年を経過してしまいましたが、若手研究者として応募できるでしょうか?

  • 超過期間が僅かであれば、例外的に応募可能です。財団本部に直接お問い合わせください。

5.学位取得後4年を経過しませんが、研究職位を有しています。中堅研究者として応募できるでしょうか?

  • 可能です。むしろそれが推奨されます。

6.ドイツ滞在経験がある場合、或いは、現在ドイツ滞在中の場合は、応募可能でしょうか?

  • 6ヶ月以上の滞独経験者は、帰国後1年以上経ている時点で応募可能です。
    現在滞独中の方は、訪独6ヶ月以内の時点で応募可能です。

7.どのような方に、研究受入者となって頂けるでしょうか?

  • ドイツ国内に所在する大学ないし研究機関において活動中であり、かつ企図した滞独研究計画に同意して下さる方です。

8.どのようにして、研究受入者を見出せるのでしょうか?

  • 財団本部は、この点で一切助力してくれません。身近な関連研究者とまず相談され、さらに本協会のこのホームページを手がかりに、関連日本人研究者とご相談下さい。加えて、以下のEURAXESS Deutschlandというサイトも、ご参照下さい。
    http://www.euraxess.de/de
    http://www.euraxess.de

9.財団の設定する複数の奨学金に、同時に応募可能でしょうか?

  • いいえ、出来ません。

10.滞独研究期間中、他国で研究することは可能でしょうか?

  • ヨーロッパ内の他国であれば、研究上の必要性が認められる場合、合計で、滞独研究期間の25%まで(中堅研究者の場合50%)、可能です。

11.6ヶ月未満の奨学金給付を申請できるでしょうか?

  • いいえ、最小限6ヶ月の滞在が必要です。

12.合格前に滞独研究に着手した場合、遡及的に奨学金を受給できるでしょうか?

  • いいえ、支給開始後のみです。

13.推薦状は、推薦者から直接送付されることも可能でしょうか?

  • 可能です。推薦者に、書式と宛先をお知らせ下さい。なお、推薦状の日付は、応募書類到着時、6ヶ月以内のものに限ります。

14.推薦状が、応募書類以前に到着した場合、どのように扱われますか?

  • 半年間は、財団で保管します。

15.主要業績とはどのようなものを指しますか?

  • 主要業績とは、ご自分の最重要学術貢献を反映したものです。どのような貢献を為し、それがご自分の経歴に如何なる意義を持っているか、明確にお示し下さい。

16.未公刊の業績を一覧に加えて、コピーを提出することは可能でしょうか?

  • いいえ、既公刊のもののみを考慮して下さい。ただし、応募時に学位論文が公刊されていない場合は、CD-Rom上のファイルとして、提出して下さい。

17.応募時に、学位記が到着していません。事後提出で宜しいですか?

  • 事後で十分ですが、必ず提出して下さい。そうでない場合、合格しても奨学金は支給されません。

18.最重要の選考基準とは、何ですか?

  • 応募者個人の学術資質です。詳細は、財団の各奨学金毎のサイトをご覧下さい。

19.不合格となった場合、再応募は可能でしょうか?

  • 可能ですが、再応募の内容は、最初のものと異なっていなければなりません。また、一定の研究進捗の成果として再応募を考慮しますので、通常は、2年程度の期間を措いた方がよいでしょう。
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