2019年度日本フンボルト協会『日独共同研究奨学金』の採択結果を
公表します。
2019年度日本フンボルト協会日独共同研究奨学金の採択結果を、以下のように伊藤眞選考委員長より公表いたします。日独共同研究奨学金の目的等についてはこちら(http://avh-jp.com/2018/12)をご覧ください。
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第1回目となる本年度の同奨学金には、11件(理系7件、文系4件)の申請があり、選考委員会で厳正・公平に審査した結果、
以下の2件が本年度の助成対象共同研究として採択されましたので、祝意をもって発表いたします。
1.研究標題:冠詞のない言語は冠詞なしでどのように対象を示しているのか?
名詞および文の指示機能についての独中日対照研究
助成対象者氏名、資格、所属機関、及び研究分野:
Meng-Cheng Lee, Dr.phil.,
Lektor,LMU München,
Germanistische Linguistik
申請者氏名及び研究分野:田中 愼教授(慶応義塾大学)、ドイツ語学
2.研究標題:確率的均質化問題に対する Unfolding 法とその破壊⼯学への応⽤
助成対象者氏名、資格、所属機関、及び研究分野:
Mario Varga, MSc in Mathematics, PhD student/Research Fellow, Technical University of Dresden, Applied Analysis
申請者⽒名:⾚⽊ 剛朗教授(東北⼤学)、応用解析学(数学)
日独共同研究奨学金制度は、来年度も継続して実施しますので、奮って申請の程お願いいたします。
最後に、本奨学金制度のためにご寄付いただきました、協会外の個人・企業の方々また、本協会会員諸氏に改めて厚く御礼申し上げます。
日本フンボルト協会理事長
日独共同研究奨学金選考委員長
伊藤 眞